2011年11月13日日曜日

ウィーンの満ち足りた日々


空港泊から、朝方店が開き起こされ椅子に移動しまだまだ寝る
しかし普通の椅子なのでなかなか寝付けない、首が痛い
10時頃そろそろ出発する事にリムジンバスにてウィーン市内に
ウィーン西駅近くのホステルに無事に到着する
愛想のいいおばちゃんでなんだか嬉しい、綺麗なアパートタイプのホステル
部屋も10人部屋だが奥の個室となってるスペースだったので快適

軽く休んで近くのスーパーへ買い出しに
他のヨーロッパの街と違いなかなかATMがない
駅辺りでやっと見つけるも少ないからか長者の列
スーパーでは食材は飲み物買い出しをする
またビールが安くなったのはドイツ近いからか
ナポリタンを食しやはり疲れていたから少し眠る
そして日が暮れた頃に外へ出てみる
まずは翌日のバレエ鑑賞の為に国立オペラ歌劇場へ
電車一本で到着し外に出るも駅辺りでは何かの集会中
神殿の写真とかあったのでギリシャ問題か?
警察も多くいたので歌劇場の場所を聞きメインストリートを通り無事到着
然しチケット売り場はもう閉まってる色々まわるも当日立ち見券売り場のみ
翌日来る事にし途中のスーパーでフルーツとワインを買い飲みながら近くの教会へ

暗がりの道でやや不安になるも到着、予想していたよりも大きい立派な教会
ここでヴィバルディの四季のコンサートがあるので来たのである
(因にチケットはネットのクラシックコンサート手配サイトで確保)
無事に入り席も確保するもドアを閉めないのと広い教会なので寒い
そんな中で1時間半くらいのコンサートは開催された
知っている曲もあり何より工事中だったが教会の素晴らしい内装で雰囲気よし
因に演奏者の中には日本人の女性もいた
終わってからは寒さに震え宿に戻り軽く休憩
晩御飯を作ろうとするもキッチンが23時半に閉まる事が判明
オムライスを作り中だったが急ぎでなんとか作りきりロビーで食す
そうして一日目は終了した


二日目は昼少し前に起床し今度こそチケットを買うべくまたもやオペラ歌劇場へ
一番安いのは悪い席しかないと言われるも高額は払う気なかったので8ユーロの席を購入
購入後は今晩近くで知り合いの誕生会(後述)があるので店を探しに歩いてみる
途中で日本食品屋を見つけプレゼントの日本酒やらーめんやそばを購入
それにしてもウィーンは久々に日本食屋が多いような気がする
無事に店も発見し近くの市場へ、この市場が想像よりも規模が大きくびっくり
美味しいものばかりが集まる場所みたいな名前がついた市場だったがその名の通り
海鮮からフルーツやらチーズやら諸々の食品そして日用品が揃っていた
一通り歩きまわり海鮮に誘惑されるも節約のためにみかんだけ購入
近くの金色のキャベツが目印のギャラリーを通りトラムに乗車
トラムは街を半周し主要なスポットを見せてくれた

そのまま乗りフンベルトバッサーの設計した家へ
一軒目はミュージアムになってたが軽く見て土産物だけ購入し移動
二軒目は集合住宅となっていたので外から見るだけしか出来なかった
そしてまたトラムに乗るも終点に行ってしまったのでそのまま反対側に乗る
美術館が集まっているエリアに行くも途中でカメラの電源が切れてしまう
美術館を軽く覗き見して情報収集をし翌日にまた来る事にして移動
地下鉄に揺られ少し離れた場所にあるバスステーションに行ってみる
ユーロラインオフィスがあったので次のセルビア行きの便を確認
そして宿に戻りナポリタンを作るも初めて俺が作ったんだが不味くて驚く
同じ材料で同じ分量で同じ作り方で作ったのに何故こうも不味くなるのか謎…
そうこうしてると夕方になりオペラ歌劇場に出発する

時間が少し危なかったが無事に到着し席に入るもなかなかの悪い席
オペラ劇場によくある個室の席なのだが最後尾
最前列に3人、次に2人、そして俺という感じの席順
席はステージ向かって右側で最前列でないとなかなか見れない
そうこうしながらもオーケストラの音が鳴りステージははじまった
前列のカップルも既に立っていたので仕方なく席の上に立つ
背の高さもあり天井に頭がつく感じになりなかなか疲れる
劇はラ•シフィールド、3大バレエの中のひとつらしい
しかし立ってもステージ半面ほどしか見れずなかなか飲み込めない
休憩を挟みながら2時間の舞台は幕を閉じた
前のカップルは殆どの時間キッスばかりをしていた
思ったのは安い席は本当に辛い、疲れだけが残り次からは高い席を買おう

こうして舞台が終わり相方と別れ本日もうひとつのメインイベントの誕生会に出発
この誕生会の主役はサンクトペテルブルグ最後の夜に会ったアンナ
その後フェイスブックを通しての交流がありウィーンに来る事を伝え誘われたのである
旅に出て三ヶ月以上になるが地元の人間の私生活に入り込む機会がなかったので楽しみに出発
店は昼に把握していたので無事に到着し再会を果たす
彼女が働いているというそのカフェバーはヨーロッパでは珍しく喫煙可
お祝いの為に沢山の人間が集まっていたがドイツ語なので軽い疎外感
英語を話せる子もいたりして話しつつとりあえずバドワイザーを飲みまくる
そうしていると何やらめっちゃ見てくる男がいて少し警戒
その彼が突如近づいてきて身構えるも日本好きのナイスガイ
たけし映画が好きという事で話が弾む
一番好きな作品を聞くもよくわからず店のPCで見せてもらうも岸谷五朗が主役のヤクザ物だった
そこで発覚したのは北野たけしではなく三池崇史だった!!!
たけしとたかし……どうりで微妙に話が噛み合ないはずだw
そんな彼と色々話し時間はどんどん過ぎていくも0時をまわり彼は帰った

その後も色々とアンダーグラウンドの出来事があり楽しむ
途中でさすがに疲れ店も暑かったので外に出て涼むとそのまま寝てしまう
暫く時間が過ぎ知らない男性に起こされる彼は自分の家に来いと頻りに言う
寝ぼけまなこだったがこの誘いが怪しい事はわかった
とりあえず店に戻るも男性は何度も誘ってくるも断りまた飲む
そうして時間はどんどん過ぎまたもや眠気がくる
いい加減に帰ろうと思ったがそんなタイミングで日本に留学してたサルバに話しかける
南大沢に住んでた日本語堪能の彼と酔いもありまたもや話が弾み気がつくと7時を過ぎていた
店が閉まり皆と別れ帰るも電車の中で寝てしまい何度も往復する
一駅で乗り換えなのだがその一駅になかなか辿り着けない始末
しかもサルバの助言?により無賃乗車で何度も往復
結局宿に辿りついたのは3時間後だった
前日かったラーメンを食べさすがに疲れていたので眠る


そうしてこの日は二日酔いで夕方頃まで眠りまくる
オムライスを食べた後はニコニコ動画にて黒猫白猫鑑賞
そうして次の地セルビアに想いを馳せて終了する
朝まで飲んだ日はまあこんな感じですわな
という事でウィーンでは貴重な体験が出来て楽しかったのです

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