2011年11月23日水曜日

欧州と亜細亜が交わるとこにて


トルコはイスタンブールへ到着し一日目
地下なので光が入らなかったが10時頃目覚め朝食へ
3階にあるレストランは街が見渡せ日も射していていい感じ
朝食の内容はトマトときゅうりにオリーブとゆで卵
そしてパンとバターとチェリージャムというシンプルさ
コーヒーはフリーだったので何杯も飲んだ
そうして軽い朝食を済まし昼頃出発する

とりあえず宿からすぐ近くにあったトプカプ宮殿に行ってみる
日曜だからか寒いのに沢山の人がいるので中には入らず
犬と猫の喧嘩が発生したので眺めて過ごす
猫は木の上に逃げるも犬は下で降りてくるのを待つ
そのうち飽きた犬は食い物を貰いにカフェの方に移動
その間に猫は木から降りベンチに座ってた相方にじゃれついてくる
相方の膝の上に座った猫、そうしていると別の犬が近づいてきた
カフェ側に行った犬も戻っていて二匹がじりじりと近づいてくる
相方が一瞬動き猫が降りたタイミングで犬二匹が飛びかかる
猫は急いで逃げ別の木の上に逃げるという結末でした

寒いので動物観察はそこまでにしブルーモスクを通りすぎグランドバザールへ
特に迷う事なく到着するも日曜なので閉まっていた
仕方ないので戻りそのまま海側に出ていってみる
寒いのに海辺沿いは釣り人が沢山いて賑わっている
更に釣り人多数のガラタ橋を旧市街側から新市街側へ渡る
観察していると釣れるのはアンチョビが多いようだった
橋を渡りきり遠くから見えていたガラタ塔へ向けて坂を登っていく
途中の道は寂れてて落書きも多く不穏な感じ(後で調べてもやはり危険エリアだった)
到着し列に並び日本人妻がいるチケット係の男性と日本語トーク
やはりこの日は普段よりも寒かったようだ
エレベーターであがり塔の屋上へ到達するも更に寒い
イスタンブールの街を360度見渡せるも寒さが辛く早々においとまする

ルートを変えつつ橋に向かっていると雨がぱらついてくる
小雨だった為、急いで戻りガラタ橋の下部にあるレストランを物色
場所柄か海鮮が多めだが客引きがうんざりする程しつこい
途中で森元首相が来店したのをウリにしてくる店もあった
写真など見せられたがそんなもの見せられても入りたくなるもんではない
うんざりし地元民が多く集うというエジプシャンバザールへ
香辛料やつまみっぽいモノが多く目につく、そしてここも日本語多い
腹が減ったのではずれのケバブ屋で食事を済ましつつ休憩

食後もまだ小雨が続いていたので近くにあったニューモスクへ
初めてモスクの中に入ったが雰囲気がとても気に入った
靴を脱ぐという習慣だからか何だかなじみやすい
よくわかってなかったので信者しか入れないらしい内部に入りこむ
カーペットに座りのんびり上を眺めて暫しの考え事をして過ごす
出てからは宿に戻り日が落ちたのもありのんびり過ごす
夜は近くの商店でビールを買い込む、トルコのビールなかなか美味しい
然し宿に戻る途中の客引きや宿のスタッフが黒い袋の中がビールだとわかっていたのか不思議
(そんなのよりうちのビールが美味いよ!とかビールとチップスかーいいねえ等言われた)





二日目は朝食の後で宿のすぐ近くのブルーモスクに向かうも途中でカメラの電源が切れる
入場の時間も制限があったので近くの土産物コーナーを見つつ宿へ
宿の近くで猫同士のバトルを見かけ観察するもバトルではなくナンパだった模様
発情期のような雄猫が雌猫を口説くも雌猫は断固拒否していた雄猫は巧みに背後にまわったりするもうまくいかず
雄猫が雌猫の体に手をかけるも雌猫は更に怒りだし雄猫は諦め帰っていく、この街は動物達は面白い
そうして今度こそブルーモスクに入るも有名な場所だからか人が多く落ちつかない
内装も綺麗だったが前日のニューモスクの方が個人的には響いた
長居はせずそのまま前日のリベンジでグランドバザールに向かう

さすが中東一の市場という広さで扱う物によりブロックが分かれている
貴金属からカーペットにみやげものに生活雑貨や服と色々
歩きまわりだいぶ疲れ最終的に外れの帽子.小物通りでニットの帽子購入
寒さがどんどんきつくなっているのでだいぶ助けになるはず
その後は帰るつもりが出来心でまた別の道に入り込みどんどん深部へ
最終的に地元民しか行かないようなエリアに迷いこむ
銃や偽装免許みたいなものもあり夜間は危なそうな通り
道を聞き長々進みやっとグランドバザールにはずれに着く
そのままバザールを横断し安レストランのロカンタで食事し宿に戻る

少し休み宿にて予約を済まし夜は旋回舞踏スーフィーダンスを見に行く
時間があまりなかったので急ぎ足で向かうも前日通った海側エリアだったので難なく到着
二階建ての文化センター的な施設内の会場は円の舞台を囲むように客席があり青い照明で幻想的
時間になり古典音楽の演奏の後、白と赤の小さなファーを舞台に置きダンスがはじまる
長い帽子と黒いコートの下に広がりがある白い服を着た男性が5名出てくる
同じ出で立ちの演奏者達が音を奏でだし男性達は舞台をぐるりと廻っていく
各者が儀式のような数週を済ましそれぞれがくるくる廻りだす
そのまま長時間ひたすら廻る、それを見ているとなんだか変な感じ
時間軸がおかしくなるというか不思議な心境でぼんやりしてくる
そんなダンスが終わり宿に戻る途中ライトアップされたブルーモスクへ
その時また犬と猫のバトルを見かけるも猫は木に逃げ犬は長丁場を覚悟したのか下で座り始める
夜間で日中以上の寒さがあったので断念して宿に戻りビール飲んでこの日は終了




本来は3泊のイスタンブール滞在だったが面白いので2泊の延泊をしての3日目
長居になってきて20人部屋の中でシリアから来てる髭の男性に次いでの古株に
雨だったが朝食の後にブルーモスクをゆっくり見たいために午前中から出向いてみる
然し午前中でも人は多く昼頃にはお祈りの時間なので外に出されてしまう
雨は依然酷かったので宿に戻り雨宿りがてら少し休んでから再度出発
ブルーモスクの向かいぐらいにあるアヤソフィア博物館へ
ギリシャ正教の教会からモスクへ変わった歴史があるこの施設
内部は二階部分も含め広く天井から吊るされた照明が印象深い
その後は近くの地下宮殿と呼ばれる貯水所へ向かう
ライトアップされた空間では水面に魚もいて幻想的
奥では何故かメドゥーサの顔面像が変な扱いをされていた

そうして宿の方へ戻る途中にアヤソフィア前で山田孝之似のトルコ人に話しかけられる
普段は無視するが「どうしてそんな鼻持ちならないの?」という台詞が面白く軽く絡む
典型的な絨毯詐欺野郎だったが絨毯とか言われても家ないしw
そんな感じで適当にあしらい宿の近くで飯屋探し
然し近くは高い店ばかりでそのまま駅まで出向き駅前の店に入る
ケバブミックスや海老グラタン的なのとイカフライを食い満喫
会計を済ますと計算間違えたのかどうも安かったのでビール購入
宿に戻ると入口でスタッフ達が棚的なものを作っていた
何買ったんだ的に話しかけられ話しながら階段下ってると滑って落下
尻を強打し先程の会計の罰があたったのかという心境でした
しかもビール一本穴あいて吹き出してくる始末…そうしてこの日は終了





そうしてイスタンブール最終日、朝食後ガラタ橋方面のフェリーターミナルへ
翌日の移動の為にチケットを買いに行ったが乗り場が違う事が判明
教えてくれた日本語も使える親切なおじさんに色々教えてもらう
とりあえず当初のプラン通りジブラルタル海峡を渡りアジア側エリアのユスキュダルへ
ワイヤー付いた気球があるカドゥキョイは移動難と天候から乗れるか微妙だったので断念
フェリーでも同じだった前述のおじさんに軽く説明を受け別れ海側を歩く
ここにも釣り人が多い、趣味ではなく商売にしている人が多いようだ

寒いので内陸部に入って行き町を歩き小さな商店街から大きな通りに出て食事
トマト風味のケバブに煮込んだパンとヨーグルトをミックスした料理が美味かった
食後は商店街等の地元民が集うエリアを歩きまわり海側のモスクに入ったり
オスマン時代の木造建築があるという事で探したが見つからず
人に聞くもカドゥキョイに行けとの事で諦め船に乗り新市街側のカバタシュへ渡る
夕方近くなっていたので空に沢山の鳥の群れが通っていた
群れの動きが空に絵を描いているように綺麗で目を奪われる

カバタシュに着き一駅分歩きそのまま坂を登り新市街の中心エリアへ向かう
くたくたになりながら到着しメインの通りを歩くもブランド店が多く原宿っぽい雰囲気
クリスマスっぽいイルミネーションもありヨーロッパの都会と同じような感じで興味が湧かない
然し歩くと面白い事もあり巨大な街灯IPODのような物があり色々なトルコ音楽を聞けて楽しい
路上写真展もやっていたりしてそこそこ楽しみ途中で引き返し新市街中心のタクシム広場へ向かう
途中コーランが流れてきたので近くのモスクに入るも小さなモスクで熱心な信者が多い
気まずかったのそこそこに退散し相方が出てくるのを待ちまた出発、広場の外れの光る噴水の色が綺麗だった
そうして広場から地下鉄に乗り坂を下り、そのままトラムに乗り換え海沿いからガラタ橋を通りブルーモスクへ
最終日に相応しい動きっぷりだったのでくたくたで近くの商店で夜食を買い込み宿に戻る
そんな感じで久々にのんびり過ごせたイスタンブールの日々を終えたのです

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