2011年11月23日水曜日

寒いのだけは耐えられない


パムッカレというバス会社の快適なバスに乗車し極寒の中どんどんと進んで行った
幾度かの休憩を挟みつつ朝方目覚めると乗客は殆どいなかった
それから少しして当初の到着時間よい30分くらいはやくバスはデ二ズリに到着した
デ二ズリからパムッカレまではまた移動しなければいけないのだが情報がない
ターミナル内に入り彷徨っていると親切なおじさんがミニバスに乗ればいいと教えてくれた
ミニバスに乗車し暫くして出発、街中で人をひろっていき郊外に出ていく
乗車して30分が過ぎた頃バスはパムッカレに到着した

パムッカレのセントラルで降ろされさてどう宿を探そうかと思っていると客引きがきた
上手過ぎる日本語にやや警戒心が湧いたが条件はなかなか良かったので見に行ってみる
場所は徒歩数十秒で暖房やネット完備のダブルルーム、そしてプールとハマムも完備している
プールは冬だし必要なかったがゆっくり風呂に浸かれるというのに惹かれそこに決める

レストランでコーヒーを飲んで落ち着いてから部屋に入る
情報収集後に軽く眠ってから早速水着に着替えハマムに向かって行く
温水プールといった感じの作りで移動で冷えたのでそのまま浸かるとぬるま湯で萎える
朝確認した時より蒸気が無かったので気づくべきだった…
サウナも機能していなく入っていても体が冷えるだけなのですぐに出る
怒りを抱きつつバス会社メトロの職員も兼任してた客引きの男性にクレーム
どうやら日中はツアーなどで客が出払っているため切っていたらしい
ATMの場所を聞き向かいながら町を散策すると日本語韓国語が多い
宿の中にもアジア人が多くみかけられたが絶好のカモのようだ
親子丼や韓国ラーメンが殆どのレストランに置いてあった

パムッカレの遺跡方面に町を出て入口前を国道沿いに曲がり進むとATMはあった
無事に金をおろし食事する場所を探しつつ宿に戻っていると軽く日本語が出来るおっさんに話しかけられる
寒かったので適当にあしらおうといてたら近くにあった日本人がやってる食堂をすすめてきた
どうやらそこの日本人女性の旦那さんだった模様、メニュー見たらいい感じだったので内定させる
一応そのまま町を歩き商店や他の店などを見た結果、先程の日本人食堂に戻る事にする

ラム子さんがやってるその食堂のメニューはさすが日本人がやるだけあって他と違う細かさ
日本語の本もあったり(懐かしの凡人組!!)料金もそんなに高くなく何より美味しい、鶏の生姜焼き丼とそぼろ丼のどちらも絶品
翌日もまた来る事を決め宿に戻り軽く休んでからまたハマムに出向く
今度は蒸気も出ていたが入ってみるとまたもや微妙、もしやこっちの風呂はこのくらいの温度なのやも
ガッカリして部屋に戻り久々の暖房完備の個室なので溜まっていた洗濯物を全部洗う
そうして映画など見たりしながら眠ったのでした





翌日は起床後に微妙な朝食を食い準備を済まし順調にチェックアウト
荷を預け近くにあったMETROオフィスでカッパドキアのギョレメへのバスチケット購入
そして遂にパムッカレ、ヒエラポリスの遺跡群に出発する
町を抜けゲートから入場を果たし少し進むと石灰岩エリアに到達
靴を脱がなきゃ進めないので脱ぐが石灰岩は冷たく時に痛くなかなか辛い
源泉も流れているんだがまだ下部なので冷めてしまって水になっていてまた辛い
然し景色は素晴らしく白ばかりの空間に酔いながら進んで行く
上部に行くにつれ水はどんどん暖かくなってきて温泉っぽくなってくる
途中で暖かい湯が流れている川部分があったので足湯を楽しんだりしつつ登り着く
石灰岩エリアを越えたのでサンダルを穿き進むと源泉ばかりのエリアに到達する
やっと暖かい温泉を楽しめると進むも進入禁止エリアだったようでポリスに止められる
結局足湯しか楽しめずゆっくり座れる場所で楽しんだ後は近くの遺跡群を散策

一旦南入口方面のはずれまで行った後でコロッセオ跡に行くも絶賛復元中で萎える
途中温泉の中に遺跡がある施設に来る、温泉というかこちらも温水プールといった感じ
屋外にあり見るからに寒そうだったが泳いでる人たちは何人かいた
結局水着持ってきてなかったので通り過ぎ城跡を過ぎた辺りのベンチでお昼寝
少し寒くなってきたので目覚めると周囲は沢山の観光客で溢れていた
寝ているのもおかまいなしに集合写真を撮っていたので気まずくなり起きる
そうしてまた遺跡群を歩きまわり時間を潰し夕暮れを見届け下りはじめる

しかし来る時ですら寒かったので日も落ちかけた時間は更に辛い状況に
上の方はまだ暖かかったが下の部分では石灰岩は氷のように冷たくなっていた
そんな中を素足で歩くのは辛過ぎて水が流れてる場所や水溜まりを探しつつ進む
そうしてなんとか下界に降り立ち感覚が無くなってきていた足に靴下と靴を与えてあげる
頑張った自分にご褒美ってわけで前日と同じように再びラム子さんの食堂へ
この日はお好み焼きとご飯を頼んだのだがその組み合わせから関西人と間違えられる
お好み焼きの具は少なかったがその代わり量を多くしてくれてご飯にも明太子ぶりかけのサービス
満喫して客が多くなってきたので食後は早々に退散し宿にてblogの文章を書き溜める

そうしていると時間が来たのでセントラルに向かいバスターミナルまで行くミニバスを待つ
近くの旅行会社の人から寒いから中に入らないかと誘われるが断っていると時間通りにミニバス到着
乗車し30分くらい走り無事にターミナルに到着し少し待ち時間があった後ギョレメ行きのバスに乗車
バス待ち中から一緒だった赤ちゃんがいて席も近く赤ちゃんを笑わせるように試行錯誤してたら出発
歩きまわった後だったので一度の休憩を覗きひたすら眠る…眠る…眠る…
因にMETROはトルコ最大手だがサービス&設備は前回のパムッカレに劣るように感じた
席についた画面は小さくネットも不可、特筆すべきお菓子が美味しかった事でしょうか




朝方ギョレメに着く少し前に起こされオトガルにて降ろされる、到着時間より30分早い6時頃だった
寒いが予想してた寒さではない、なんとか耐えれるくらいだったのでそのまま宿を探す事に
然し現在地がよくわからず写真に残していた地図もなかなか解読出来ない
野犬の群れが寄ってきて荷物を漁ったりしてくるので追い払いつつ出発
然し行けども行けども地図に載っている場所は見つからず、そうしていると空に大量のバルーンが
バルーンに合わせるように太陽が登ってくる(逆か)もまだまだ宿は見つからない
仕方ないのでまたオトガルに戻ると現地のおっさんがいたので場所を教えてもらう

言われた通りに進むと宿の看板が見つかり安心するもレセプションが開いていない
石を刳り貫いて作った宿で各部屋が独立している為、外で待つしかない状況
防寒具総動員で震えながら待つ事1時間、やっと宿の人間が来る
とりあえず中に入れてもらいコーヒーで体を暖めてる
ドミトリーがあく10時まではあと2時間あったが早く入れてもらえる事になり助かる
部屋に入りすぐさまベッドへ、冷えた体を暖めつつとにかく眠る

起きると既に15時近くになっていた、時間が勿体ない気もしたが移動日は仕方ないのです
むっくりと目覚めレセプションのネットで情報収集をしてバルーンの予約も済ませる
宿のコネクションがあるからか事前に調べていたより安くて助かる
その後ATMとレンタバイクの店を探しに町に出かけ複数の店に聞き相場を把握
久々のキッチンありの宿で食材を使いきろうと買い込み戻るも宿は丁度食事タイム
自由に食っていいって事で野菜カレー的なのとライスにヨーグルトみたいな料理を食う
苦手だけど大人なのでちゃんと食べおかわりまでしちゃったりしてその後は宿でのんびり
明日はバルーン後にレンタルバイクで走りまわる予定なので地図を見て情報収集しての今です
さて明日こそちゃんと動き回れるのか?寒くない事を祈ります

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