2011年7月15日金曜日

シベ鉄からの蒙古着

中国最終日7時47分発のシベリア鉄道に乗車するため朝5時半にアラームが鳴る
寝坊する夢を見たせいで15分間隔で何度も目覚めていた為問題なく目覚める
準備していると前夜着いたニュージーランドの彼を起こしてしまうも彼は俺らよりもはやくザックを片手に前門に出発
アターエフはまだ寝てる、観光客と旅人の違いを感じる


6時にはチェックアウトを済ませ地下鉄で北京駅へ
北京市内はバスは1元、地下鉄は2元でどこまでも行けるので凄く便利
無事に駅へ入り待合室へ前夜買った桃を食べてると7時20分頃ゲートオープン
ホームに進むとあのシベリア鉄道が!


無事に席へも辿りつけ一安心
暫くすると同部屋のデンマークカップルが来る
彼氏はセーム•シュルトとアレクセイ•イグナショフを足して2で割った感じの長身
うちらと全く同年代の彼らもウランバートルからモスクワへ行くようだ
程よい距離感を保ち列車は進む


朝が早かったため少し寝ていると列車は都会を過ぎ山村から渓谷そして農村へ
そしてまた街へ、どんどん景色は変わっていく
こうして列車から見ていて気づいたのは中国人はゴミを郊外に集める
それは高速の下だったり線路沿いだったり
ゴミの山が増えてくると街に近づいてくる
ゴミの量が多ければ多いだけ街の規模も大きい


食堂車でランチの肉団子定食?的なのを食べ「未来を写した子どもたち」を鑑賞
インドへの期待と言葉に出来ない感情が胸を掻きむしる
また少し寝て夕刻に少し早めのディナータイム
ディナーはフライドチキン定食
シベリア鉄道にはランチとディナーチケットが付属している
食事時間は車両ごとに決められている模様
次第に景色は荒野へなり身体や髪がざらついてくる


読書をしたり寝たり思い思いの時間を過ごすうちに20時半頃国境辺りへ
出国審査をしていると突然車両から出される
状況がよく読み込めず出ると車両の鍵を閉められる
検査&他車両の連結?などで暫く駅で待機させられる


他の乗客に訪ねるも列車がいつ戻ってくるかは誰も知らない
11時にはパスポートが帰ってくるといういう事でだいたいの時間は読めるもどう過ごそうか
突然の事でTシャツ短パン姿、財布もタバコもipodも持っていない
幸運な事に相方が財布だけは持ってきていたため残りの金を使うためにも食料を買い込む
どれくらい待つのかわからないので酒を飲みだすも外は段々冷えてくる
はっきりした温度はわからないが日本の10月の夜長のような寒さに
そして遠くでは雷がずっと光っている


酒は進もさすがに寒くなってきて駅構内へ逃げ込む
11時過ぎに列車は無事戻ってきた
飲酒のせいもあり眠気が襲うも出国の後は入国の審査がある
少し列車は走りまた止まる
気がつくとモンゴル人の乗員や軍人がうろついている
トイレに行きたくともセキュリティのためトイレには鍵が
ここからは眠気と尿意との戦いでひたすら読書で気をそらしていたので覚えていないが入国審査もほどよく時間がかかった
最終的に終わったのは2時間後?
尿意を我慢していると眠っていた


目覚めたのは6時頃、昨夜とうってかわり陽が差し込み暑い
トイレに行くも廊下は陽があたらず窓からの風で寒い
外の景色は地平線が見渡せるような草原
時おり見える放牧とゲル、モンゴルに入った事を実感
まだ誰も目覚めていないようだったのでベッドに逃げ込み読書
シベリア鉄道滞在中に深夜特急は4巻目へ
7時過ぎると徐々に目覚めだす人々


昨夜買い込んでいたカップラーメンを食べ二度寝したりして13時20分頃ウランバートルに到着
デンマークカップルに別れを告げ宿へむかおうとするとホームで客引きにあう
本来泊まろうと思っていた宿からメールの返信がきていなかった為、減額交渉するとあっさりOK
換金して客引きの女性の父親の車に乗り込む
家族で経営しているゲストハウスのようで色々とウランバートルについて教えてくれる

宿はウランバートルの有名そうな寺院、ガンダン寺の近くにあった
敷地には家とゲルとゲストハウスがありよさげ
家族も皆フレンドリーで部屋もよかったので決める
ネット環境がWiFiなしだったのに萎えるがシンガポールからきてるジャスティン君がUSBタブを貸してくれる
日本語もわかり諸々世話になる



少し休み街へ繰り出す
日差しがきついが風が心地よい
ゲル宿泊ツアーや必要機器を探しながら街を物色
ウランバートル最大のノミンデパートにて便意を催す
紙がないのは予想出来たが便座もなく洋式便器の上にうんこ座りで下痢
旅に出て8日で遂にきた
(因にその後食事でレストランに入るも便座はまたなかった、モンゴルの男性はケツがでかいから必要としない説あり)



レストランで肉を喰らい宿へ
モンゴルは陽が長く20時ぐらいまで昼と同じような空模様
しかし徐々に温度は落ちてきているので夜は寒くなりそうだ
シャワーを浴びこのblogを書いて21時50分、気づけば外は真っ暗
これから2週間モンゴルには滞在する
はてさてどうなる事やら

追伸:宿の新聞でモンゴル最大の祭ナーダムが前日終わった事を知る
   見たかったなーモンゴル相撲
   ウランバートルはなかなか物騒なようでPUBやBARでは喧嘩が日常茶飯事みたい
   スリや強盗や野犬も多い様子,ストリートチルドレン問題もあり夜間外出は危険なようだ
   店や宿の入り口が厳重な理由がわかった
  先ほど銃声のような音が何発が聞こえパトカーがけたたましく走っていた
  なかなか刺激的な街のようですw

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