2011年7月22日金曜日

ゴビへの旅路3日目

前夜も日暮れと共に早々と寝た
電子機器は充電不可なので残量を考えそう簡単に使えない
本を読むにしても夜にライトを点けると虫が寄ってくるだけ
要するにする事がないわけだ



そうしてまた陽が昇ると共に起床し早速出発
前日と同じように荒野を駆けてゆく
最初は新鮮だった風景だが一日の3分の1程、車の中
同じような風景がずっと続くわけで3日目となると飽きてくる…
またもやジェットコースター並の揺れがくるも馴れる
気にせず眠れるくらいに

そんな感じで車は駆けてゆく
腹がすけば車を停め布を敷きコンロで湯を沸かしカップ麺
暑い中だが贅沢は言ってられない
貴重な水という事もありスープまで飲み干すのだ


途中立ち寄った街で銀行を見つけたので行ってみるもやはり不可
連日よりガソリン代が安かったのが救いだった
車はゴビ南の国立自然公園へ
やっと楽しそうなところにきた!!!

ヤックルやカピパラを見るも長崎バイオパークのせいで別に感動する事もない
それよりも手つかずに自然の方が感じる事が多かった
高原から谷をどんどん奥へ進んでいく
山の水を飲んでみる 少し砂ぽいが美味い
ドライバーの水摂取問題のため水節制していたのでペットボトルに汲む


気がつくと1時間以上も時間が経っていた幾つもの谷や川を超えながら進もこの公園の一番の見どころであろう凍ったままの谷が見つからない
どうやらこの暑さで溶けてしまったようなのだ(少量の氷の塊は発見)
クタクタになりながらまた同じ道を戻る
金を出せば馬で移動出来るのだがそんな余裕はない…


そして車は近くのゲルキャンプへ
前日以上に何もない 
もはやシャワーもなければトイレも形だけ
谷に近い高地という事で風が吹き付ける 
夕刻前なのに既に寒く夜が不安になる


晩飯のカップラーメンは韓国製だった
海老の絵に惹かれ買ったのにただひたすら赤いだけ
日本だと絶対食べなかっただろが数少ない食料で贅沢は言えない
勿論一滴も残さず飲み干す
旅に出て10日弱、辛いものは克服しつつあるようだ

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