2011年10月26日水曜日

イタリア黄金の風/後編


チベタベッキアから出た船の夜は思ったより寒く足を伸ばせるほどの場所はあるも丸まって眠る事に
そんな感じで朝方に船はサルディーニャ北東の港、オリビア港に到着する
ターミナルで宿のあるイズレッダ村まで行くためのバスについて聞くもバスが出てるのは夏期間のみ
早速のトラブルも近くのパラウ行きのバスを教えてもらい滑りこみで乗り込む
バスは暗い朝の街を走って行き出勤中の人々が乗り込んでくる
出勤の人々が一段落すると今度は学生達は乗り込んでくる
そうして1時間半ほど揺られパラウ港に到着する
下車しイズレッダまでの行き方を調べるためツーリストインフォメーションに行く
しかしOPENまではあと1時間もあったので前で仮眠する
眠っていると日が射してきてぽかぽかしてきた
寒かったので不安だったがこんな陽光ならまだまだ泳げそうだ
インフォメーションが開き聞くもどうも行くにはタクシーしかないらしい
バカンス村のようなので近くの商店で食材や酒など色々と買い込み港に戻りタクシーへ
値段を聞くと25ユーロくらいだと、まあそれしか手段がないので乗り込む
メーターの上昇が激しいのでびくびくしながら歩くのはまず無理な昇降の激しい道を進む
到着する結構前に25ユーロを超えていたが25ユーロでOKという事で安堵
チェックインを済ましアパートメント風の部屋に辿りつき一安心
これから始まるバカンス日々にわくわくしつつも一休憩
休んでたら正午頃になったのでさっそく探索に出発してみる
部屋にキッチンがなかったので共同があるかと思いきやどうやらないようだ
早速食材の不安が過るも母にもらったうまかっちゃんやどん兵衛がある
海の水は透き通っていて綺麗、エメラルドと称されるのも納得
見てるとわくわくが止まらないので早速部屋に戻り着替えまた繰り出す
砂浜は日が照りつけ暑いが水は10月だからか冷たい
勇気を出して潜ると魚がいっぱいで楽しさ倍増
しかし上がると濡れた水着が冷たくてたまらない
まだまだゆっくり出来るので部屋に帰り早速どん兵衛を食す
そしてアウトレイジを見たりしながら飲んだくれて一日目終了


翌日は昼までゆっくりと眠り起床後は崖の上のポニョ鑑賞、途中うまかっちゃんを作るためホテルのマーケットへ
ポニョの影響からハムを買う、そしてついでに生ハムもスライス売りしてもらう
この生ハムがとても美味かった、こんな購入が出来るならもっと前から買っておけばよかった
そしてポニョ終了後、前日行かなかった方のビーチを探索するとチェアがあったので寝っころがり日焼け
ビーチにいるのはオフシーズンだからか年輩者か家族連れが多い
子供達に惹かれ海に入ると前日よりも魚が多い、群れ群れ群れそしてウニ
前日のビーチはヨットハーバーがあり開発されていた部分もあったがこっちは手つかず
軽く泳いで満足し疲れてから周りを散策したりして部屋に戻り花とアリス見たりリリイ•シュシュを見たりで二日目終了


そして最期となる三日目も昼頃に目覚めマーケットでまた生ハムを大量に購入
その生ハムとビールを持ってビーチに出向くも生ハムに釣られ蜂が寄ってくる
タオルで隠しても侵入していたので生ハムを狙っていたのは確実
結局蜂がうざかったので生ハムを部屋に持って帰りまた出向く事に
海に飛び込み別のビーチまで崖をぐるりと泳ぎ回った後は海辺で寝てばっか
しかし太陽が雲に隠れますます寒くなってくる
頑張って耐えてるとやっと太陽が出たのでまたうたた寝
気がつくと夕方になっていた、最終日なのに泳がないまま…
まだ泳いでいる親子がいたので勇気を出してまた海へ入る
魚達と戯れてあがり部屋に戻りこの晩は有頂天ホテル鑑賞
夜は食材も尽きてきたので海辺のレストランへ
味は微妙だけどパスタは多い、そして前菜ビュッフェで生ハムと海鮮食いまくる
そうして三日目が終了する


翌日は移動日となるもチェックアウト後も荷を預けビーチで日焼けする
オリビア港まで20時までに行けばいいのでのんびりのプラン
飽きてからフロントにタクシーを呼んでもらいまたパラウ港へ
今後のプランの為にネットを使いたがったがここでもイタリア携帯問題が
仕方なくバスにてオリビアに行くも学校帰りのガキ共がうるさすぎる
合唱なんかバス内でしたりとりあえずマナーが最悪すぎる
運転手も何も言わないので無法地帯と化している車内
そんな感じでバスはだいぶ回り道しオリビアに着くも港に止まらない
とりあえず降りて人々に聞くも的を得ない返答ばかり
地図を見つけ勘で歩き海辺を発見
そして港に向かうが人々が徒歩の事を言わない事がわかる
かなりの遠さだったのである
数kmも暑い中、重い荷物を背負いなんとか到着
そしてターミナルで数時間のんびり過ごし船へ
船内ではコンセント近くの良席を確保する
然しTV前だったので早寝してると気づけば周りは老人達が集まるTV鑑賞会
しかし動く気はなくふて寝しそうして船はジェノヴァへ進んで行く


翌日、到着時間を大分過ぎてから船はジェノヴァに到着する
船を降りターミナルに着き出るも近くは何の案内もない
とりあえず空腹からターミナルの併設してるショッピングモールで食事
定食を食うも味が微妙すぎるものばかり
食後、近くを歩きまわり人に聞いたりし駅を把握する
そして荷を担ぎ2kmほど歩き到着する
次の地はスペインはバルセロナ、そのためにまずはミラノへ
電車を待っている間に商店を探したりし電車に乗り込む
イタリアはミラノにはじまりミラノに終わるのである
ミラノ駅近辺土地勘ありなので夜飯買い込みも順調
夜行列車にも問題なく乗れる
相部屋だったのは変な声の陽気なアメリカン人じいちゃん(教師)
無愛想なようで実は陽気で面倒見がいいスペイン人おっちゃん
アメリカンじいちゃんは隣室の奥さんがいる部屋へ移動となり3人部屋に
スキャニングしてるバルセロナ情報を調べてるとスペインおっちゃん地図をくれる
そして途中の駅から荷が多い薄く暗いイタリア人おっさん乗車
変な雰囲気になりながらもベッドを作る時間になりベッド作った後はすぐさま就寝


こうして当初の予定よりも長い滞在となったイタリアの日々が終わったのである
イタリアでは親と行動していた事で贅沢な体質となってしまい胃も膨らんでしまった
この事は金銭的にも現状、私を苦しめているといっても過言ではないのである

0 件のコメント:

コメントを投稿