2011年10月28日金曜日

空港泊なう


延泊した末に今度こそリスボンの最終日
遠出しピクニックでもと思っていたら朝から雨がしとしと
風も強く嵐っぽくなってきたので宿で過ごす事に
タマフルポッドキャストを聴いたりしながらまったり過ごす

滞在してた宿は民家を改造したホステルで庭もあり快適
夏場はBBQもできたりしたんだろうけど季節的に残念だった
スタッフの数が異様に多く四日目にして初見の人物もちらほら

そうして過ごし夕方に雨がやんだ隙にスーパーに買い出し
翌日は飛行機搭乗の為、格安航空券なので荷を減らす為に食材使いきる作戦
1㍑ビール2本&玉葱一個&ツナ缶&コーン大缶で3.5ユーロ、やはり安い
具材を買って和風パスタを食しビールを飲んでいると夜になる

タバコが無くなりそうだったので夜の散歩がてら外に出てみる
帰りにワインを買い宿にいた唯一の日本人、コックさんのお姉さんとおしゃべり
あっという間に時間が過ぎ気がつけば1時くらいだったので解散
シネマハスラーを聴いてから眠りにつく事にする



そうして移動日、やはりこの日も雨だったので念をおくってみる
すると朝食後には晴れ間がさしてくる
準備を済ましチェックアウトするとまた雨がしとしと
念をおくるとすぐに晴れてくる、なんだか今日は冴えてるぞ

飛行機の重量対策で荷を移し替えかなり軽くなり軽快な足取りで最寄り駅を通り過ぎロシオ広場へ
一回分チャージしちゃってたのでローカルバスで空港まで向かう
到着しチェックインカウンターが開くまでだらだら過ごす
荷預けは無事に済みゲートをくぐり免税店でタバコ購入
EU圏内行きか圏外行きで売ってくれるタバコが違う…

前日残してた生ハムポテチ食べていると喉が乾き空港ならではの高さのコーラ購入
しかし3分の1くらいこぼしてしまうガッカリ感
搭乗までのんびり過ごしていると空模様が怪しい感じに
また念をおくると晴れてきた、なんか新しい能力に開眼したのかも

そうこうして搭乗時間になり搭乗し、日本と違い音楽聴きながらでもOKだったので離陸しすぐに眠りにつきだす
飲み物サービスは何度もまわってくるし何気にサービスいいエアベルリン
2時間ちょいして飛行機はスペインのマリョルカ島パルマへ

1時間ちょいの待機時間マックで軽めの晩御飯を済ます
そしてまた搭乗するとサンドウィッチが配られる
格安なのに気配りが利きすぎるw機内では93年頃のフレンズが流れてた

そしてやっと目的地のウィーンに到着
時間は0時近かったので空港に宿泊なのです
閉まった店のソファー席を寝床にする
WIFIフリーだったので帰って来た時効警察最終回鑑賞
そうしてネット徘徊しながらなうです
朝には宿に移動して明日はヴィヴァルディの四季のコンサート
場所は教会なので楽しみなのです
ではでは

2011年10月26日水曜日

栗鼠梵にて


セビリアからリスボン行きのバスに乗り眠っていると気がつけばポルトガルに入っていた
スペインの田舎は砂漠の入り口のような荒れ地にオリーブの木が並んでいた
ポルトガルは計画的なスペインの栽培に比べ自然に生い茂っているような感じ
そんな風景を見つつまた眠っていると次は寂しい風景の街にきていた
どんより曇った空のせいかもしれないが人が少なく落書きに廃屋に丘の上の寂しい灯台
そんな景色がなんだかとても寂しく感じた、然し駅前は露店もあったりして空港も近くにあるようで車内の五分の一の人数はそこで降りていった
そうこうしてパーキングでの異様に長い休憩を走り夜となりバスはリスボアことリスボンに到着する
郊外から都心部に向かって行くと丘の上にエヴァンゲリオンぐらいありそうな大きなキリストの像が見えた
ライトアップされたその姿は神々しいわけもなく一歩間違えればただのホラーでしかなかった…
こうして予定時間をやや過ぎてバスは到着し街の北西にあるターミナルからメトロに乗り宿の最寄り駅へ
一番かっこいいエリアにあるという説明があったが駅前にDISELもありなかなか栄えていそうだ
こうして暗がりの中、細道や坂を下り無事となるoasis backpackersにチェックイン
安堵していると暫くして外は風が強くなり嵐になっていった、荒れる前に到着出来てよかったと心から思った
ウェルカムドリンクのビールを飲み調べものなどをして眠ったのである


前夜の嵐は夜の間に過ぎ去り晴れ渡っていた、そんな朝の光が部屋の窓から射込みさわやかに目覚める
起床し朝食を喰らいさっそく街に繰り出してみる、とりあえずトラム沿いに歩く
途中の郵便局で一日乗車券を購入し今度は28番トラムでいったりきたり
大聖堂や国会議事堂を通り急カーブを下りとラムは丘を降りて行く、そして川の方へ
その後はまたトラムは丘を登りだす、いい展望スペースを見つけたので途中下車
そのまま乗っているとどんどんとリスボンの深みへ突き進んで行く
そのまま終点まで行き着き近辺を散策するも雑多でやや物騒そうな感じ
あまり収穫もなかったのでトラムの別路線に乗り舞い戻りカテドラルへ行ってみる
それから食材を買い込み宿に一時戻る、それにしても食材が安い、安過ぎる基本日本の半額
最近の贅沢体質を脱するためには自炊が一番なので助かる、スーパーも肉屋も安くビールも1ユーロで大瓶
そうして宿で少し休み今度は最寄り駅のちょい先にあるロシオ広場&展望エレベーターへ
その後は地下鉄で隣駅まで行きケーブルカーで戻ってくる一日乗車券満喫プランw
気がつけば辺りは暗くなっていたので宿へ帰り親子丼を食べて夜は時効警察を見る(あと一話で最終回)
その後もキラキラポッドキャスト聞いたりしてて夜更かし


気がつけばリスボンも最終日、だったのだが諸事情により1日延泊する事に
その代わりリスボンのみのポルトガル滞在になるも計算した欧州での出費の多さと日数的に仕方なし
国境の街やポルト行きもあったのだが交通の便の悪さが一番の問題だった
そうしてこの日はまずは朝食後に手紙を書いてみる
そして郵便局で投函しその後は地下鉄でバスターミナルへ
マドリッド行きの便を探すも一便しかないようでネットで調べた情報と違う(あとでターミナル違いと判明)
都心部に戻りつつも間違えて乗車し反対側の終点へ
折り返して最寄り駅に着きトラムに乗り換えモード博物館へ
この博物館が今まで見たものでもトップに入るくらい面白かった
20-21世紀のファッションやインテリアやアクセサリーが沢山ありそれぞれが面白い
最上階ではエクセビジョンもあってたりして久々の脳髄から刺激されたし色々とこれまでとこれからを考えさせられた
こんなに面白くて無料なのでリスボンを訪れたら是非とも行くべきだと思うのです
そうして有意義な時間を過ごした後、泥棒市に行こうとするも距離と時間で断念
雨気味だったので博物館に戻ったりしながら食材買い宿に戻る
そして今後のプランを練り直しウィーンはプラハに行く為に中国渡航以来の飛行機に乗る事に
そうして宿をまた一泊延泊するも機械ミスやら何やらで金問題発生(後に解決)
晩餐を済ましてからは溜まりにたまったイタリアからのBLOGを更新しまくり目と頭と腰に痛みを感じつつ深夜に終了


そうして迎えた今日この日
外は雨でどう過ごそうかと考え中
昨日モード博物館での衝動について向き合うか
そんなリスボン漬けなポルトガ記でした

EL 生ハム de スペイン


バルセロナに到着したのは昼前、到着駅は夜行列車用の駅だったのでまた移動となる
3駅でバルセロナのメインのサンツ駅に到着する
マックに入ると普通にWIFI使える、普通なのにイタリアと違い面倒なく嬉しい
宿をまだとれてなかったので宿をとり次のマドリッド行きのチケットを購入してから移動する
サンツ駅から10分くらいの距離だったが坂道と重い荷物の二十苦で時間かけて到着
宿は新しく広くも安いという好条件、下手なホテルよりこういう方が全然いいわ
ネットも使えて台所もあるがこれまで普通だったものがこんなに嬉しいとは
チェックインまでは時間が少しあったのでネットしたり母がくれたたらこスープパスタを食す
うまかっちゃんをサルディーニャで食い尽くしたのでそろそろ日本からの食材も尽きてきた…
部屋に入り少し休んでからメイン通りのランブラス通りへ出向く
スペインの土地柄か駅員いても遊んでるみたいなので改札でずるする(バルセロナ滞在中続ける)
途中市場を除く、この国でも生ハムの誘惑に悩まされる事になりそうだ
その後はファラン通り後、路地裏の怪しいとこに迷いつつもガウディ作の街灯があるレイアール広場へ
それからガウディ作のグエル邸を見て港のコロンブス像に辿りつくというTHE 観光コースを行く
寒くなりサッカー観戦の客達と共に電車に揺られ宿に戻ってからは久々の絶品ナポリタンを食し
時効警察を見てまったり過ごし夜は凄まじいイビキと寒さ悩まされ目覚める始末、久々のドミトリーに疲れた夜だった


翌日はガウディ作品をまわりまくる、朝食後に早速サクラダファミリアに行く
早めの出発だったが寒過ぎず少し並んだだけで入れてよかった
未完成とはいえ素晴らしい出来て地下の博物館もデッサンとか面白すぎる
ガウディのデザインした像が好みすぎる、流線型なとこも好き、完成後が楽しみ
エレベーターで登り高所恐怖症からがくがくになりながら時間かけてフルに堪能
満喫後はガウディ作の山の家に行き外観をチェックしてから今度は処女作の家を見学
中では普通に住んでるみたいでこうも家前に人が絶えない生活は気分悪そう
そしてお次はグエル公園に行く途中で疲れたので中国系の人の店で微妙なバエリアを食す
体力回復しエスタレーターで登り横からグエル公園侵入
途中で作るのが中止になったのがわかる程の規模
人も多くのんびりしたかったが休む事なく周りまくりその後は海の家へ
海の家は一番楽しみだったが想像よりしょぼくて残念
最初に見たのが最高傑作だったから見て行くごとに粗も目立ったガウディ雑記
やっぱサクラダファミリアが一番よかったなーって事でグエル別邸は疲れたのでやめて宿へ
この日も絶品ナポリタンと時効警察とイビキの夜だった


バルセロナも最終日なのでこの日はダリ美術館に行きたかったが距離の問題で断念
ピカソ美術館に行く事にし郵便局に寄って迷いつつも辿り着くがまさかの閉館日…
仕方ないので歩きまわり現代美術館に行くも期待を裏切りの面白く無さ
バルセロナ幻想が高過ぎたからかもしれないがガッカリ
じっくりまわったので出る頃には夕方になっていたので近くのランブラ通りのレストランで夕食
ちゃんとしたパエリアとイタリアで遂に味わえなかったイカ墨パスタを食す
食後クレジットカードのサイン不可で使えない事態になりキャッシュカードを取り返ってもらうはめに
1時間近く待ち解決し近くのアイリッシュパブで軽く飲んで宿に戻る
宿に戻ると最後の一本のビールを誰かに飲まれててむかつくも予備を買って帰ってたので安心
この日もまた時効警察を見る、最近こればっか
そうしてバルセロナ最後の夜は過ぎていくのであった


翌日は移動日で朝食後に準備をしてチェックアウトをし駅まで歩いて行く
下りだからか来る時よりも余裕で駅に到着し電車でマドリッドへ
数時間で到着し地下鉄で2駅目にあるCat's hostelへ、駅からの道も比較的わかりやすく無事到着
趣のある建物でなんだか北京で泊まれなかった憧れの宿を思い出すような天窓のあるロビー
今後のプランを練りながらキッチンなしの宿だったので晩餐を済ませに出る
調べている途中で見つけた生ハム博物館にビールを飲みながら向かうも予想以上に近くすぐに着く
途中でもいい感じの店を見つけ宿の良場所っぷりに驚く
生ハム博物館は一階は立ち飲みのBARで二階はレストラン
一階では購入も出来たりして天井から無数の生ハムが吊るされている
ビールワインはつまみ付きで1ユーロ、生ハムも安過ぎて食いまくり飲みまくる
隣にいたコロンビア女性とトークしたりしつつサングリアも美味しく酔っぱらい
店を出てからも帰り道でビールを購入して宿の前で路上飲み
寒かったので店に入ろうとするも気がつけばまら生ハム博物館にw
結局またたらふく飲んで帰ってからも宿のBARで時効警察見ながら飲む
そんな生ハムと共に飲んだくれた夜だった


翌日、相方が沢山のダニにやられていた、年季の入った宿の宿命か?可哀相
朝食のドーナッツとコーヒー、量は極端に少ないけど絶品だった
昼頃に出発しまたもや生ハム博物館に行ってしまうw
バエリアと生ハムを昼食に食べ、そろそろ食べ過ぎから生ハム飽きしてくる
食後はだらだらと街を歩く近くのソル駅から2駅ほどファッション街を歩く
途中映画館の近くでタンタンの冒険予告編を見てちょっと興奮
小学生の時好きだったのを思い出す
特に目的のない街歩きは首都という事もあり早々に飽き宿に戻る
翌日の列車が早朝便なので余裕持って駅まで歩いて買いに行く
無事に着き少し待つも購入も成功、駅周辺には何故か濃いゲイカップルが多かった
そうして宿に戻っていると宿の最寄り駅で生ハム博物館発見w
初日以来来てなかったのと近くすぎて気づかなかったwww
結局宿のBARで飲んだ後またもや最寄りの生ハム博物館へ来て飲み食い
宿に戻ってガチ相撲トーナメントを見て暗闇の中こそこそ移動準備をして就寝する


翌日は7時台に目覚めチェックアウトを済まし朝食を早食いして駅に移動する
無事に電車に乗車出来てスペイン南部アンダルシア地方のグラナダへ向かう
5時間近く揺られて到着し地図を見ながら宿へ出発
細かく物騒そうな路地を迷いつつも着いた宿は家族経営のペンション
屋上にある部屋だったのだが登るのに苦労するも景色は絶景でグラナダの色々なスポットが眺める
ネット不調だったので外に出て翌日行くアルハンブラ宮殿への道筋を確認しながら街散策
カテドラルを見たりアラブ人街に入り込み坂を上り下り、そうしているとツーリストインフォメーション発見
地図と次の地セビリアへの時刻表などを発見し満足して腹が減ったので近くのレストランにある広場に入る
セットメニューでまたもやパエリヤと久々のステーキを食す(この辺がまだまだ贅沢癖が抜けてない)
そして宿に戻り少し眠ったりしつつ夕暮れを見て夜はまたもや時効警察
そうして出発の準備を済まして早い翌日に備える


早朝6時台には起きて宿を出る準備だけは済まし防寒し暗い中出発、バスに乗り山の上にあるアルハンブラ宮殿に到着
チケット販売開始の8時前だが既に長者の列が出来ている、並び販売開始から30分過ぎたくらいで購入に成功
入場時間まで間があったので一度宿に戻る、運転手は朝と同じおっちゃんだった
同じ路線だから宿の近くに着くだろうと思っているとバスはアラブ人街裏の山頂まで行きだいぶ遠回りして帰ってきた
無駄な時間を過ごした気がしながらも徒歩だと見るのが困難だった景色を堪能し宿で仮眠してチェックアウト
荷を預けて再度アルハンブラ宮殿に出発、運転手はまたもや同じおっちゃんだった
バスは多く出てるのに何故こうも同じ運転手にあたるのか……
宮殿に着き時間内に効率よく見てまわれるようぱぱっと散策
綺麗な城や絶景の要塞や花と草木が奏でる芸術を見てまわって時間はあっとう間に過ぎる
イスラム芸術の傑作という名に偽りない程、出来た当時を想像すると鳥肌がたちそうなくらい繊細な作りだった
こうしてアルハンブラ宮殿をまわりつくし施設に入れなくなる14時を過ぎまたもや同じ運転手のバスに乗り下界へ
トルコ料理のランチを食べて気合いを入れ宿で荷をとり駅に向かうも予想外の事態
夜までセビリア行きの列車が出ていないというのである
仕方なくバスに乗りバスターミナルまで行くと幸運にも数席残っていた
カードや紙幣の問題を挟みつつもなんとか購入に成功し無事にバスに乗れ一路セビリアへ
到着したのは21時過ぎ、辺りは暗く宿までは距離があったのでタクシーに乗ってみる
英語が出来ないおいちゃんだったが当初通訳してくれた別タクシー運転手の言い値より安くついて安堵
宿もすぐに見つけれて部屋は6人部屋だが誰もいないので快適このうえない
宿の女性に聞いた夜間でも開いているマーケットを探しまわり迷いながらやっと発見
食材を買い込み、なんだかんだでバルセロナ以来のキッチンで久々の自炊
またもやいつものナポリタン、なんど食っても飽きないんす
そうしてこの日もいつものように時効警察を見てゆっくりと休む


翌朝宿泊フロアーは我が客室&朝食&リビングルームだったので騒々しさで目が覚める
朝食を食べてまた二度寝的にだらだらしていると人が出たり入ったり適当にやりすごしつつ時効警察
曇っていた空模様が気がつけば晴れていたので出る準備をしせっかくだから洗濯も軽くする
然し干していると晴れを通りこし灼熱というくらいの真夏日な感じに,もうすぐ11月なのに…
こんなんじゃ出れないともう少しだらだらして夕方前の陽が落ちてきたくらいに出る事に
出て近くの広場や大聖堂を横目に裏路地を入って行きフラメンコの小劇場へ
残り数席だったが無事にチケットを購入し今度はバスターミナルに行くも次の地ポルトガル行きは別ターミナルと
仕方ないので近くのスターウォーズ エピソード2の撮影にも使われたスペイン広場に向かってると途中の公園が露店や屋台やら楽しい雰囲気
音楽に乗ってドイツの強いビール飲んだりフラメンコのリハ見たりして楽しんでスペイン広場も散策しいい感じに時間を潰して道を間違えつつも急ぎ足で小劇場に舞い戻る
フラメンコは最初の男性のダンスがキレもありいかしてて女性陣がいまいちだったがなかなか楽しかった
途中猛烈な眠気に襲われつつも終わりよければ全てよしで2時間のステージは中だるみしつつも無事に終わった
そうして宿に戻りたらこマヨパスタを食し今夜も時効警察を見て前夜に比べ賑やかになった部屋で就寝


今回セビリヤに来た目的は二つあった、ひとつはフラメンコそしてもうひとつは闘牛である
だがシーズン的な問題で闘牛は開催されていなかったので断念せざるを得なかった
しかし闘牛場には闘牛博物館があると聞いてそこだけでも行く事にした
こうして移動日の朝食を食べた後、まずは前日教えてもらった宿の近くだったバスターミナルへ
移動チケットを購入しチェックアウトを済まし宿に荷を置いてこれまた宿のすぐ近くの闘牛場へ
入場時間が決まっていたので30分後のものにして近くをうろうろしてから入場
中は予想よりも広く実際の雰囲気を想像すると生で闘牛を見れなかった事が悔やまれた
現在各地方で闘牛が無くなっていってるそうだが無くならないでほしい…
博物館内には昔の闘牛画や彫刻や衣裳があったがどうも微妙なものばかりだった
早めに見終えてしまったので先に外に出て歩き大聖堂へ行ってみる
何度も通ってはいたが入るのははじめてだったので駆け足で内部を観覧
世界で3本の指に入るとこらしいがその名に偽りないクオリティだった
そうして周りをちょこちょこ流し見しつつ宿に戻って昼食代わりの朝作ってもらった炒飯おむすび
食後は荷を担ぎターミナルに余裕を持って入り無事にポルトガル行きのバスに乗車したのでした

こうして生ハムの国スペインの旅程は終わったのでした
何気にこれまでで上位に入るくらい楽しかったスペイン
悔いもあるのでまた来たいものです、アディオス!!

イタリア黄金の風/後編


チベタベッキアから出た船の夜は思ったより寒く足を伸ばせるほどの場所はあるも丸まって眠る事に
そんな感じで朝方に船はサルディーニャ北東の港、オリビア港に到着する
ターミナルで宿のあるイズレッダ村まで行くためのバスについて聞くもバスが出てるのは夏期間のみ
早速のトラブルも近くのパラウ行きのバスを教えてもらい滑りこみで乗り込む
バスは暗い朝の街を走って行き出勤中の人々が乗り込んでくる
出勤の人々が一段落すると今度は学生達は乗り込んでくる
そうして1時間半ほど揺られパラウ港に到着する
下車しイズレッダまでの行き方を調べるためツーリストインフォメーションに行く
しかしOPENまではあと1時間もあったので前で仮眠する
眠っていると日が射してきてぽかぽかしてきた
寒かったので不安だったがこんな陽光ならまだまだ泳げそうだ
インフォメーションが開き聞くもどうも行くにはタクシーしかないらしい
バカンス村のようなので近くの商店で食材や酒など色々と買い込み港に戻りタクシーへ
値段を聞くと25ユーロくらいだと、まあそれしか手段がないので乗り込む
メーターの上昇が激しいのでびくびくしながら歩くのはまず無理な昇降の激しい道を進む
到着する結構前に25ユーロを超えていたが25ユーロでOKという事で安堵
チェックインを済ましアパートメント風の部屋に辿りつき一安心
これから始まるバカンス日々にわくわくしつつも一休憩
休んでたら正午頃になったのでさっそく探索に出発してみる
部屋にキッチンがなかったので共同があるかと思いきやどうやらないようだ
早速食材の不安が過るも母にもらったうまかっちゃんやどん兵衛がある
海の水は透き通っていて綺麗、エメラルドと称されるのも納得
見てるとわくわくが止まらないので早速部屋に戻り着替えまた繰り出す
砂浜は日が照りつけ暑いが水は10月だからか冷たい
勇気を出して潜ると魚がいっぱいで楽しさ倍増
しかし上がると濡れた水着が冷たくてたまらない
まだまだゆっくり出来るので部屋に帰り早速どん兵衛を食す
そしてアウトレイジを見たりしながら飲んだくれて一日目終了


翌日は昼までゆっくりと眠り起床後は崖の上のポニョ鑑賞、途中うまかっちゃんを作るためホテルのマーケットへ
ポニョの影響からハムを買う、そしてついでに生ハムもスライス売りしてもらう
この生ハムがとても美味かった、こんな購入が出来るならもっと前から買っておけばよかった
そしてポニョ終了後、前日行かなかった方のビーチを探索するとチェアがあったので寝っころがり日焼け
ビーチにいるのはオフシーズンだからか年輩者か家族連れが多い
子供達に惹かれ海に入ると前日よりも魚が多い、群れ群れ群れそしてウニ
前日のビーチはヨットハーバーがあり開発されていた部分もあったがこっちは手つかず
軽く泳いで満足し疲れてから周りを散策したりして部屋に戻り花とアリス見たりリリイ•シュシュを見たりで二日目終了


そして最期となる三日目も昼頃に目覚めマーケットでまた生ハムを大量に購入
その生ハムとビールを持ってビーチに出向くも生ハムに釣られ蜂が寄ってくる
タオルで隠しても侵入していたので生ハムを狙っていたのは確実
結局蜂がうざかったので生ハムを部屋に持って帰りまた出向く事に
海に飛び込み別のビーチまで崖をぐるりと泳ぎ回った後は海辺で寝てばっか
しかし太陽が雲に隠れますます寒くなってくる
頑張って耐えてるとやっと太陽が出たのでまたうたた寝
気がつくと夕方になっていた、最終日なのに泳がないまま…
まだ泳いでいる親子がいたので勇気を出してまた海へ入る
魚達と戯れてあがり部屋に戻りこの晩は有頂天ホテル鑑賞
夜は食材も尽きてきたので海辺のレストランへ
味は微妙だけどパスタは多い、そして前菜ビュッフェで生ハムと海鮮食いまくる
そうして三日目が終了する


翌日は移動日となるもチェックアウト後も荷を預けビーチで日焼けする
オリビア港まで20時までに行けばいいのでのんびりのプラン
飽きてからフロントにタクシーを呼んでもらいまたパラウ港へ
今後のプランの為にネットを使いたがったがここでもイタリア携帯問題が
仕方なくバスにてオリビアに行くも学校帰りのガキ共がうるさすぎる
合唱なんかバス内でしたりとりあえずマナーが最悪すぎる
運転手も何も言わないので無法地帯と化している車内
そんな感じでバスはだいぶ回り道しオリビアに着くも港に止まらない
とりあえず降りて人々に聞くも的を得ない返答ばかり
地図を見つけ勘で歩き海辺を発見
そして港に向かうが人々が徒歩の事を言わない事がわかる
かなりの遠さだったのである
数kmも暑い中、重い荷物を背負いなんとか到着
そしてターミナルで数時間のんびり過ごし船へ
船内ではコンセント近くの良席を確保する
然しTV前だったので早寝してると気づけば周りは老人達が集まるTV鑑賞会
しかし動く気はなくふて寝しそうして船はジェノヴァへ進んで行く


翌日、到着時間を大分過ぎてから船はジェノヴァに到着する
船を降りターミナルに着き出るも近くは何の案内もない
とりあえず空腹からターミナルの併設してるショッピングモールで食事
定食を食うも味が微妙すぎるものばかり
食後、近くを歩きまわり人に聞いたりし駅を把握する
そして荷を担ぎ2kmほど歩き到着する
次の地はスペインはバルセロナ、そのためにまずはミラノへ
電車を待っている間に商店を探したりし電車に乗り込む
イタリアはミラノにはじまりミラノに終わるのである
ミラノ駅近辺土地勘ありなので夜飯買い込みも順調
夜行列車にも問題なく乗れる
相部屋だったのは変な声の陽気なアメリカン人じいちゃん(教師)
無愛想なようで実は陽気で面倒見がいいスペイン人おっちゃん
アメリカンじいちゃんは隣室の奥さんがいる部屋へ移動となり3人部屋に
スキャニングしてるバルセロナ情報を調べてるとスペインおっちゃん地図をくれる
そして途中の駅から荷が多い薄く暗いイタリア人おっさん乗車
変な雰囲気になりながらもベッドを作る時間になりベッド作った後はすぐさま就寝


こうして当初の予定よりも長い滞在となったイタリアの日々が終わったのである
イタリアでは親と行動していた事で贅沢な体質となってしまい胃も膨らんでしまった
この事は金銭的にも現状、私を苦しめているといっても過言ではないのである

イタリア黄金の風/中編


ローマに着いた翌日、この日は朝からバチカン観光ツアー
宿があるテルミニ駅の地下鉄隣駅集合だったが歩いて行く
日中は暑くても早朝は冷える、が広場で眠っている人がいる
集合場所のツアー会社へはすぐに到着し開いていたBARで軽めの朝食
バスにて熟年ガイドさんの説明を尻目に市内を流し見しているとすぐに到着
ホテルでもらった地図には載ってなかったがバチカンの近さに驚く

バス下車し軽く歩きバチカン博物館入館、母の傘が規則に引っかかり預ける事に
とりあえずツアーに帯同し最期の審判等の説明後に博物館を散策
古代ギリシャの彫刻や大衆風呂のバスタブやら絵やら色々あるが教皇ってこんなに色々コレクションしてんの?
今の人も?なんだかなあという気持ちがわかん事もない感じ
そんな感じでどんどんバチカン内部に進みこみラファエロの作品を見たりしながら最期の審判の絵があるシスティーナ礼拝堂へ
声を出すと空気が揺れ絵に影響が出るやらなんたらで私語厳禁のはずが結構声が聞こえる
その度に警備員からシーッという声が鳴り響く始末
バブル期に日テレが金出してすすだらけだった最期の審判を数年かけてクリーニングしたらしい
何故かとガイドに聞くとバブル期の故の戯れだったのだろうと的を得ない答えが返ってくる
そんな感じでツアーは終了し一緒に戻らず別行動をとりそのまま聖パウロ教会へ
早朝からの歩きまわりで疲れてた為、旧教皇の遺体?蝋人形?だけ見て満足
外へ出るとバチカンを守護するスイスの衛兵が立っていた制服がカワイイ
その後は母の傘をとりに戻った後メトロに揺られ日本料理を食いたいって事で三越に
然し三越内にレストランはなく最寄りの日本食レストランを聞き近くにあった吉左右(kisso)へ行く
久々のカツ丼だったけど残念な味で女将はなんか妙にプライド高そうではなにつく感じ
だけど魚はまあまあ美味く日本酒も一本開けていい感じに酔っぱらい宿へ戻る
そんな感じで夜まで寝たりだらだらして夜は皆で飲み直しつつバチカンを思い出しつつ天使と悪魔鑑賞で終了


翌日はやや前日の酒を引きずりながら朝食に生ハムがあるのを喜びながら出発
とりあえず妹について行くまま真実の口の所に行く
係員が女好きのおっさんで女性陣が多い我々だけ対応が違うwさすがイタリア人
その後は暑い中歩きコロッセオ近くの遺跡へ
眺めが多いその遺跡を軽くうろつき今度はコロッセオ
途中に旅行者を装った新手の商売人に話しかけられる
コロッセオ前には暑い中当時の甲冑をつけた写真商売の方々が…お疲れ様だ
遺跡とチケット兼用だったためコロッセオ内に並ばずささっと侵入
ポルナレフを探すが見つからない
コロッセオのシステムは意外と凝られていて面白かった
見てまわった後は近くのレートがそれなりにいい両替所で換金するが税金のせいで5分の1とられてむかつく
イタリアは換金する場所じゃない、というかせっかく作ったのに使ってない新生銀行をもっと利用しようと決意
そんな感じでメトロで母念願のスペイン広場に行きアイスを食べたりしながら階段の上の教会まで登ったりする
それからまたメトロに乗り骸骨寺へ行く、内装やら何やら全て人骨で出来た異様な雰囲気だった
数千の骸骨が使われているらしいというがそれも納得なほど全てが骸骨で出来ている
シャンデリアだったり壁中いたるところに骨、骨、骨
気分悪く人もいるかもだけど個人的には素晴らしくいいもの見たなあという感じ
その後は親との行動で全然まわれてないジョジョスポットに行きたく別行動でサンピエトロ城へ
やや迷いつつも無事に到着しサンピエトロ橋でジョルノとディアボロの最期の戦いを思い返す
その後はすぐ近くにあるバチカンを通りながらメトロで宿へ戻る
母達はこの日が最期の晩という事で皆さんおしゃれしてレストランに食べに行く
由緒あるレストランで諸々美味しかったがカルボナーラだけは日本の方が絶対美味い
その後は酔った母を介護しつつ酒買って帰り宿でまた飲んで就寝


そんな感じであっという間に過ぎた母と妹との日々も終了
朝食の後、駅まで送って行くが空港行きのチケットを買ってると券売機でトラブル発生
釣りが出ない&謎の切符が出てくる、とりあえず時間がないので親達とはお別れ
その後、次の地ナポリまでのチケット購入&母が残していったトラブル解決に歩きまわり並びまくり時間消費
宿に戻ってからは急ぎで出発の準備をしてチェックアウトしてナポリまで向かう
自由席だったのだが安い便だったようで人がパンパンで怪しい人物もちらほら
とりあえず寝たりしながら列車は進んだのだが後半客が少なくなった時に隣にいたインド系親子がうるさすぎた
音楽をかけたり席に足をのばしわいわいわめく、最期は妊婦だから金くれとか言ってくる始末
イライラしながらナポリ着し地下鉄に乗り換えるもチケットがよくわからない
警察に聞くもユーロラインでOKって事にしてくれて宿があるメルゲリーナ駅へ
しかし駅そばにある宿が見つからずうろうろ
親切なおっちゃん達に地図描いてもらい駅線路越えた駅の真裏の崖にある宿を発見する
部屋に入ると2人部屋でしかも同室は日本人、しかも中目黒出身という類い稀なる奇跡が
少し話した後で宿を出発し駅辺りから見えていた海辺の方へ行ってみる
時は夕方で泳いだり日焼けしたりおしゃべりしたり皆さん思い思いの過ごし方をしている
海辺を歩き砂浜を発見しテトラポットに登ったり過ごしマーケットで食材とワインを購入して宿に戻る
イタリアの各種ホテルはネットが別料金だったので久々のフリーネット環境を楽しむ
夜はのんびりと部屋の彼と色々と話しながらワインを飲み遅い就寝


翌日は学生寮風(イメージ)の朝食を食べていると外は豪雨に、泳ごうと思っていたのに
しかし思ったよりはやく雨はあがったので水着に着替えて出発してみる
ビールを買い込み海につくが波は荒れていた…
日焼けしていたが風も冷たかったので諦めて服を着て軽く街を歩く
駅に行き電車に乗り旧市街に行ってみると予想以上の下町風味
歩きまわり安くても美味過ぎるピザを食べ山の上にある城に行こうと落書きだからけの電車に乗ってみる
一駅くらいで着くかと思ったが待てども待てどもなかなか一駅目に着かない
長過ぎるトンネル内で長い停車をしてからやっと一駅目に到着
乗車時間から考えとても遠い場所に来た事は間違いない
人に聞いたりしてもとりあえず城は遠過ぎるようで持っていた地図にすら乗ってない
仕方なくまた同じ電車に乗り舞い戻ると駅前で数人たむろしてマリファナ吸ってたりナポリはイタリアで一番危険な街なのを思い出す
今度はちゃんと階段で登り始めるも異様に糞が多い夜間だと怖そうな階段、くたくたになりながら登るといい景色
城を探すもどうやらまだまだ上な模様、仕方なく坂を登るケーブルカーに乗り込む
どこかで見た感じだと思ったらジョルノとブチャラティが戦ったケーブルカーじゃないか
最初から乗ればよかったと思いつつ頂上につき標識に沿ってやっと城に到着する
城はチェックあるものの無料で山頂からの絶景を寒さに耐えつつ堪能
ケーブルカーで下りパスタを買い込み宿に戻りまったりしてると外は雷だらけの天候に
疲れもありこの日は早めに就寝し翌日の移動に備える


という事でナポリでは結局泳げず泳ぐためにシュノーケルの持ってきてるのでどうしても泳ぎたいから次は島という事に
シチリアとサルディーニャで悩むもやはりジョジョ好きとしてはディアボロの故郷のサルディーニャに行く事に
とりあえずチェックアウト後、電車の時間まで時間があったので海辺に行きひなたぼっこ
宿に帰る途中にマックの看板に惹かれ1955を食べたいがために看板通りにトンネルに入って行く
トンネルは想像以上に長く出たらあると思ったらまた看板があり看板に導かれ彷徨う
どうやら4分だと思っていたら4kmだったようで想像以上に歩く事になるも後には引けない
親切な女性に案内してもらいやっとの事でマックに到着、そして同じ道程を舞い戻り
宿に戻って冷めた1955を食べひと休憩してからまた移動

電車に乗りサルディーニャ行きの船が出てるローマ近郊の港町のチベタベッキアへ
ここはジョジョ的にはチョコラータとセッコが待ち構えた街
電車に乗り一眠りしているとどうやら長時間停車していた模様
トラブルがあったようで電車が1時間近く動かないらしい
船までギリギリなので焦るも焦ってもどうしようもない
とりあえずサルディーニャの宿は一泊目しかとってなかったので諦めムードで待つ
やっと電車は動きだすもローマ到着の段階で間に合いそうにはない
とりあえずチベタベッキア着し宿を探そうとするも駅近くはやはり高い
ネットも課金なのでとりあえず土曜で賑やかな通りを過ぎマックに入ってみる
しかしここでイタリアのマックWIFIはイタリアの携帯がないと使えない事が判明
仕方なくまた歩きだしたむろってた地元民っぽい人に安い宿を聞き向かってみる
道順通りに無事見つけるもその近くにあったB&Bの看板に惹かれそっち側に向かってみる
しかし道はどんどん暗くなっていく看板の先にある住宅街に突入するも全然見つからない
不審な車もいたりしてアムステルダムでの事は頭をよぎりだす
人に聞いても近くにはないようだったので道を戻り当初教えてもらったホテルにチェックイン
値段はやや高めだったがネットが無料だったのがよかった
疲れてすぐさま休みたくもなんだか安心感からか眠れずお笑い番組を久々に見て眠る


翌日は朝食を食いチェックアウトまでゆっくり過ごす
チェックアウト後も暫くエントランスでだらだら過ごす
荷を宿に預け船のチケットを買いに行くも港は遠い、前夜急がずよかった
ターミナルに着くも窓口の開場まで時間があったので港を歩きまわる
然し日曜だったので漁港は閉まっている城壁に沿って歩き街の中心部へ
マーケットを覗き見した後、船の食料を探すも商店も閉まっていたので結局マックへ
そしてまた商店を探すも見つからずまたターミナルに戻る
昼寝をしたりしながら窓口が開くのを待つも開いても先に出る船の人々が長者の列
暫く待っても全然進まないので聞いてみるもサルディーニャ行きの船については先に船が出ただと…
という事で宿に舞い戻りネットで遊び時効警察第一話を見たりして過ごす
日が暮れ船の出発3時間前くらいに荷を担ぎ三たびターミナルへ
チケットは無事買え乗船も早めにしいい場所をゲットする
ネットで美味いとあったビールを船内で購入するも微妙、パンは固い
それでもソファーで足を伸ばして眠れるってだけで幸せなのです
そんな感じで船内でもする事ないので早めに寝る事に
サルディーニャでの幸せな日々を思い浮かべながら…

イタリア黄金の風/前編


パリから夜行列車に乗りミラノへ
一等の個室寝台だったので快適
洗面台もあり飲料水もついていた
だが揺れが酷くまいる
ワインを飲みながら見ていると見事に酔う
到着の5時頃車掌のノックで目覚める
パスポート返却と朝食的なパンをもらう
暫くしてミラノ中央駅到着
下車し辺りはまだ暗かったので駅構内で暫し休憩
スリや置き引きが多いと有名な駅なので警戒怠らず
1時間程して外に出る

この日から一週間程日本から来る母と妹も合流しての旅路
その為ホテルは駅近くに既に手配してあった
暗い街を歩いていくも程なく宿を発見
天候トラブルで親達の到着は9時間遅れるとの連絡あり
チェックイン時間まで暇を持て余しロビーでだらだら
すると景観的にまずかったのか大分早めに部屋に通してもらう
寝台疲れもあったのでそのまま夕方まで眠る事に

夕方、親達を迎えに駅に向かう
バーガーキングで小腹を満たし待機するもなかなかこない
紆余曲折ありやっと合流し再びホテルに戻る
妹の鞄が運搬ミスで取手が壊れてて厄介
駅近くのレストランにて晩餐、ワイン美味い
母の手配してるツアー等の詳細を打ち合わせしてこの日は終了



翌日、母の今回の旅行で一番の楽しみとしていたレオナルドダヴィンチ作の最後の晩餐を見に行く
人数制限があり予約がないと見れないこの絵を見るため母は色々と手配した
結果二日分もゲット出来てしまったのだが今日はその一日目
個人で教会まで行き指定されている15分間だけ閲覧出来るというかたち
午後はフィレンツェに日帰りで行くためドタバタな雰囲気
まずは朝からホテル朝食に軽く感動した後、教会の場所を確認しに行く
地下鉄駅の自動券売機で無理矢理親切に世話を焼いてくる女性がいた
その正体は釣り銭をチップとして要求するというあれだった
全く油断も隙もあったもんじゃないと警戒引き締め
教会には比較的簡単に到着し閲覧時間まで暇があったので軽く観光
地下鉄で乗り換えショッピングエリアのアーケード辺りを散策
コペンハーゲンで俺を狂わせてくれた象がここにもいたッ!!
エレファントパレードミラノ、また象狂いがはじまる事になる
そんな感じで象を探しつつDOUMOを通りまた教会に舞い戻り
時間前倒し出来ないか試行する母、だが無理なものは無理で結局時間通りに
そして厳重な警備の中にある絵を閲覧、素晴らしい絵だがイエスの足のとこの扉が残念過ぎる
15分という時間は短そうで意外と長い、それなりに堪能し中央駅に移動

チケット手配はうまくいき(しかも何故か一等車)
悠々自適にフィレンツェに向かう
ウェルカムドリンクでスパークリングワイン飲酒
到着後は過去に来た事ある妹に連れられうろうろ
ダビデ象のある美術館では撮影禁止となっていた
そう言われると撮りたくなるのが人の性で盗撮を試みる
その後はDOUMOを通りベッケン橋に行ったりとまたうろうろ
そうこうしているうちに日は傾きいい時間になってくる
帰りの列車の問題もあるのでレストランを探しまくる
結局駅裏の広場にあるレストランに落ち着き食事
前夜と同じようにパスタ,パスタ,パスタ
食後は撮影会を始める女性陣を尻目に電車用の酒を探す
結局BARで購入し少し走りつつ無事に乗車
またもやウェルカムドリンクがありワインも飲酒
お代わりも可能でイタリア国鉄ラブ
そんな感じでホテルに到着
この日はバスタブ付きの親達の部屋で風呂を借りる
二ヶ月以上ぶりの浴槽は素晴らしかった



そしてミラノ三日目、この日は半日ツアーとヴェネチアへの移動日となる
朝からどたばたで荷造りを終えツアーの集合場所へ(親達と合流し規則正しい生活が続く)
無事に時間の余裕を持ち到着しツアーは出発
英語ツアーと日本語ツアーの合体ツアーのような感じ
英語ツアー所属だったがガイドラジオをいじり日本語案内を盗み聴く
ツアーはオペラ劇場的なのからDOUMOから城行って最後の晩餐
このツアー中も街中に現れる象達に狂わされる事になる
バス移動中は諦めたがツアー抜け出して撮りに行ったりもした
劇場は壮観な作りで素晴らしかったがやはり劇を見たいな
DOUMOは前日と違い中入ったがこれまでの教会を超えるような情激はなし
城は城だった、広場でお昼寝しているのが羨ましかった
そして前日ぶりの最後の晩餐、この日はガイドさんに詳細な説明あったので前日より興味深く見れた
そんな感じでお昼にツアーは解散、そのまま軽く昼飯を食べホテルに荷物を取りに戻る
移動中の食料を買いたかったのがこの日は日曜は店は殆ど閉まっている
仕方なく中央駅近くを歩きまわってたらホテルすぐ近くでマレーシア人のやってる商店を発見
イタリア人は日曜だと休みたがるがアジア人は勤勉なのか
そんなこんなでヴェネチアに向けて移動、朝早かったので車内で眠る
下車駅はヴェネチアではなくひとつ手前の駅だったのでドタバタに、しかも駅内は胡散臭そうな奴らが多かった
然しホテルは駅の正面にある4つ星のプラザホテル、室内もこれまでの旅で拝んだ事のない豪華さで引きこもりたくなる
街を軽く散策するもやはり開いているのはアジアンマーケット、とりあえず酒を買い込む
その後調べた結果近くにいいレストランがあるという事で探すも見つからず
途中見かけたレストランに戻り遅めの晩餐を済ませ晩は豪華ホテルを堪能する



素晴らしいプラザホテルとも一晩でお別れ、朝食をたらふく食いはあはあ言いながら荷造り
ホテルに荷を預けヴェネチア市内に出発する、駅から出るとさっそく運河がはしっていた
水上バスの列にうんざりし歩いて行く事にするも迷路のような市街地
途中母が鳩、俺が雀の糞の被害にあう
歩くのに疲れゴンドラ乗ろうとするも驚く値段で結局そのまま歩き続ける
迷ったりしつつもメインの通りにぶつかり名前忘れたけど有名そうな教会へ
それにしてもイタリアに入ってからはずっと真夏な感じ
とにかく暑く今が何月かわからなくなる程
教会近くの運河が見渡せるカフェで休憩し帰りは水上バスに乗ろうとするも乗れず
よくわからない英語だったので理解出来なかったが乗れないのはわかった
時間も迫っていたので水上タクシーに交渉していると
子連れの日本人の話しかけられシェアして乗る事に
その人によるとどうやらこの日はストの日だったようでだから水上バスが止まってると
ゴンドラ並ではないもののこちらも高めは値段だったので同乗出来てよかった
水上かたヴェネチアの町並みを眺めつつ水上バスは駅に到着
そこから電車で戻り早めに戻れたのでローマ行きの列車の時間を早いものに変更しホテルで荷をとる
マックで買い込み電車に乗り込みローマへ、イタリアマックオリジナルかわからないが1955というバーガーが絶品
ローマのホテルも駅からすぐの所、親達と合流し便利馴れしてる、、、ちょっと危険
ローマは駅前からしてなんだかごちゃごちゃしてる汚れ具合と雑多具合が何故か北京を思い出す
ローマでの部屋は3人部屋だったので広く使う事が出来た
軽く休み近くをぶらぶらしノリがいいレストランへ入店、安かったのもあり頼みすごて無理矢理詰め込むw
食後はネットしにマックに出向くがWiFiが壊れてたためなくなく撤退し宿で浴槽を楽しみ眠る
そんな感じでイタリア黄金の風/前編 ひとまず終了

2011年10月17日月曜日

仏日々~海を渡る~


アイルランドはダブリンを19時に出てからほぼ一日移動移動でパリに着いたのは翌21時頃
バスターミナルまで迎えに来てくれてた相方に連れられ韓国人の李さんの日本人宿、白い門へ辿り着く
一階はギャラリーで二階の部屋を提供しているという感じで日本語の本や漫画があるのが嬉しい
この日は相方が用意してくれてたワインや生ハムやチーズやフォアグラを食し満悦
疲れもあったので泥のように眠る、然し夜間猫の徘徊に幾度か目覚める事に
(この宿には8匹の猫が居て辺りを自由にうろつき回っていたのである)




翌日前日の酒が残っていた事もあり漫画を読みながらだらだら過ごす昼過ぎてリヨン駅にユーレイルパスを買いに出かける
日本からしか買えないという事だったがどうやら買えるようだったのだ
英語不可やカード使えない問題でATM探しまわったりと困ったりしつつもなんとか購入
その後は既に夕方だったのでモンマルトルの丘へ行ってみる
登りつき夕暮れのパリの町並みを見たりしながら近くを散策
うろうろしながら降りてそのまま4駅程先の宿まで歩いて帰る
東欧系の住民ばかりのパリには似つかわしくないエリアを過ぎ最寄り駅へ
閉まる前に滑り込みでタバコ屋へ行った後スーパーにて食材と酒を買い込み
フランスのスーパーは生ハム安くワインも安く水なんて数十円単位で美味しく安いものが多く最高
晩御飯に作ったナポリタンが史上最高の美味さでこの後4日ほど飽きずに食べる事に
んでルーブル美術館行く為の予備知識としてダビンチコードを見つつワインを二本開け酔っぱらいで寝る
この国はワインがコーラよりも安くであったりする、困ったものだ




案の定翌日は二日酔いで例によってだらだら過ごす
豊玉戦以降のスラムダンクが揃っていて見はまる
最終巻だけなかったのだかそこはネットで補う
そんな感じで外に出たのはスーパーだけって感じで兎に角だらだら日ですた
あ、天使と悪魔を見たような気もする



前日がぐだぐだだったのでこの日は早めに出発しようとするも李さんに頼まれ駅まで新しい客を迎えに
その後も冷蔵庫移動を手伝わさせられたりしつつ朝食をご馳走になり出発
モントレイユ市場にてBARでの休憩を挟みながら何周かし10ユーロにて靴を購入(日本から持ってきた靴は重くキツく厳しかった)
その後はユダヤ人街というマレ地区に行き空腹で思考回路が停止しそうだったのでケバブサラダ的なのを食し回復
服屋雑貨屋本屋ギャラリーを周り広場で軽くごろ寝してから宿の駅へ戻る
相方同級生でありcommune時代に世話になったヘアメイクのカナムと合流し宿のギャラリーへ
丁度この日はギャラリーOPENの日で日本人と韓国人の計4名による合同展示会
ケータリングのおにぎりを食したりワインをたらふく飲む
夜間まで飲み続け終わった後は隣室の日本人男性と食堂で話しながら久々の日本茶をご馳走になる
そんな感じでどうもフランスは酒酒酒過ぎていかんなと思いながらこの日も終わる



そんな日の翌日はやはり二日酔い
李さんから留守番を頼まれたりもしながら映画シャーロックホームズを見て過ごす
そんで滞在日数も少なくなってきたので勇気を出して外に出てみる
近くで祭りをやってるとの事だったのでその川沿いのエリアに行ってみる
ステージがあったり露店が出てたり路上の写真展示があったり馬サーカスがあったり面白げな川沿いをだらだら
モツソーセージを刻んだホットドッグみたいなのが美味しかった
とりあえずせっかくだからと凱旋門に行ってみる、そこからシャンゼリゼ通りに入るも日曜夜という事で真っ暗
エッフェル塔が見えていたのでエッフェル塔に向かって歩いて行く
くたくたになりながら到着しそのまま反対側の広場を過ぎて宿へ戻る
そんなよく歩いた日だった




そんなこんなであっという間にパリ最終日
この日はルーブル美術館に行ってみる
並びたくなかったので朝からちゃんと出る
無事に到着し入場出来るもやはり広すぎる
大英博物館も広かったがこっちも想像以上に広い
とりあえずモナリザとかミロのヴィーナスとか有名なのを主体にまわりながら見る
各フロアーへ行く度にくたくたになりながらも駆け足で見終え別行動
それにしてもこの日は相当な真夏日だった
パリに着いてからはそれまでの英国圏の天気が嘘のような暑い日々だったがこの日は別格
日焼けするぐらいの暑さをこの季節に感じるとは思わなかった
ノートルダムがある浮島にあるステンドグラスが綺麗な教会へ辿りつく並ぶ
持ち物検査にひやひやしながら無事に入れこれまで見た中で間違いなく一番なステンドグラスを堪能
その後はノートルダムを見て鐘の音を聞き宿へ帰る
翌日は移動日なので早めに出発の準備をし早寝する事に



そして移動日7時前には宿を出て電車を乗り継ぎ高速列車に乗りレンヌに
一等車という事で何の不安もなく眠ったりしているといきなり到着
最終駅と勘違いしていた為どたばたで降りる
そして次の宿にジュネー村まで行こうとするもシーズンオフで本数が極端に少ないと
夕方まで6時間近く待たなければいけなかったのでバスで一足に今回の移動の最終目的地モンサンミッシェルに行く事に
極端に日本人が多いバスはモンサンミッシェル入口まで到着しそこから先の道筋を調べるもタクか地元バス乗り換えか
荷物があるので観光は無理なので休みつつ軽く内部を覗き見
モンサンミッシェルは世界遺産なのだが何故か日本人が多い多すぎる
メニューや看板にも日本語ばかりで日本人ツアーが何組も通り過ぎていく
どこにでもいる中国人よりもここは日本人ばかりなのだ、何故だろう…
ま、そんなこんなでカト•クン•リー似のおっさんが運転する地元バスで近くの駅のポントルソン迄
そこからバス運転手に教えてもらったとおりアブランシュという所までバスで向かう
着いてからは親切はサンタクロース風のじいちゃんが紹介してくれたおばさんに従いジュネー村へ
沢山の人に助けられながら無事に宿に到着し一休みし小さな商店で食材や酒を買い込む
その日宿にいたのは30数名のアクティブ老人グループ
フレンドリーな彼彼女らはキッチンを通る度に何かリアクションをする
言葉は通じなくてもその一挙一動が面白い
食後は海辺にて反対側のに見えるモンサンミッシェルと夕暮れを目視
夜は満点の星空が広がっていた久しぶりの田舎の夜だった




この日は今回最大の目的、モンサンミッシェルまでのウォーキングツアーに参加した
モンサンミッシェルは海に浮かぶ孤島である(今は橋が繋がってしまっているが)
普段は当然海に囲まれているのだが時間帯によっては潮が引き歩いていけるようになっている
個人で行こうとしていたが死の危険があったりするようでガイドなしは禁止されていた
宿の隣に事務所があったのでガイドを頼み午後からツアーに参加する事が決定
集合場所を確認しに行くと片道20分かかり進むのが不安になる程の田舎道
事前に確認しておいてよかったと安堵しながら宿で少し休み出発
一応ガイドツアーなのだが割引もきいて一人4.5ユーロ、安いっ安すぎる…
ツアーは年配の紳士淑女、計10名ほどと40名以上の修学旅行っぽり中学生と一緒
暑いという事もありタンクトップに短パンに裸足の楽ちんスタイルで海を渡る
人数が多いので回り道をしたりしつつも裸足で泥を歩き河を越え時たま海を渡り草むらを越え突き進む
出発して4時間以上経ちやっと到着する、片道7kmくらい?だいぶ疲れた
然しモンサンミッシェル滞在時間は25分という悲しい知らせが(集団移動で普段より時間がかかっていた模様)
休み間もなく前日行けなかったモンサンミッシェル最頂部まで走って行き戻りつつ写真撮ったりして実質休めたのは3分程
それから帰りは裏に回り行きとは別のコースで海を超えつつまた戻っていく
名称は忘れたが踏み込むと地面一帯ごと沈むような地帯とかあり楽しかった
帰りは1時間半ほどで無事に辿りつき終了、内から外からモンサンミッシェルを十分に堪能出来た
宿に戻ってからはエディンバラで買ったジャックダニエルのBBQソースを使う為に肉を喰らう
そして翌日も朝はやかった為早々に休む事に



目的のモンサンミッシェル渡歩を達成したので翌日早朝には早速移動
田舎という事でバスの本数が少ないのでまだ暗い中、学生達と一緒にバスに乗り込む
アブランシュの駅に着き1時間近く寒い中で駅が開くのを待つ
開いてからはレンヌ行きのチケットをゲットし待合室でゆっくり
バスに乗ってからレンヌには無事に着き4時間程余裕があったのでカフェでネットを堪能し
美味そうなレストランを見つけ久々のムール貝とオムレツと地ビールを堪能する
オムレツはこの地方の名物のようだがモンサンミッシェルでは一個3000円近くで手を出す気にもならなかった
そんなこんなで無事に列車に乗り込みパリに舞い戻り駅を移動して食料を買い込み次の目的地ミラノ行きの夜行列車に乗り込む
一等だったので個室だったので悠々自適に映画•転々を見つつワインを一本開ける
そんなこんなで列車はスイスを通りつつ夜はふけていったのである
こんなフランス滞在記、これにて終了